だいぶ慣れてきたので、印刷の原理でも説明しようと思う。
今使っている機械(ハマダ機という名前)は、
3つの胴(ドラムロール状の大きめな筒)で印刷されている。
それぞれ「版胴」「ブランケット胴」「圧胴」の3つ。
この3つの胴はぴったりとくっついていて、連動して動いている。
版胴には、版(印刷するための、B4くらいの特殊なシートのこと)をセットする。
この「版」の出っ張りの部分にインクが乗り、ブランケット胴へ転写される。
つまり判子と同じ原理。
ブランケット胴と圧胴の間を、紙(製品)が通って紙に印刷される、という仕組み。
「版胴」から「ブランケット胴」に一度転写(オフ)されて、
転写されたものを製品にさらに転写(セット)するため、
この印刷方式を「オフセット印刷」という。
版が適度に湿っていないと、印刷部以外にもインクが乗ってしまい、
ブランケット胴、圧胴が汚れることになり、必然的に製品が汚れる。
かといって湿り度が高すぎると、インクが薄くなったり、ムラが出たりする。
なので、版の湿り具合が非常に重要、かつ微妙だ。
印刷されるものによって、圧胴の加圧度を調節したり、
インクの量を調節したりして、ベストな状態を手探りで探していく。
これが難しい。
慣れるには半年ほどかかるそうだ。
・・・まだ10日も働いてない私では、できなくて当たり前だけど、
なんだか悔しいし、何より作業時間が長くなってしまう。
すべての調節が微妙なので、手探りに手探りで覚えていかなければならない。
製品にはそれぞれ納期が存在し、その日までに刷り上げなければならない。
と、こんな感じです。
*******************************
これを踏まえて今日の話。
今日の朝一、新しい製品の指示書がくる。
納期は9月5日、つまり来週の金曜日だ。
文字色は「群青66」、紙は「角2封筒100kg」。数量は500枚。
今までスミ(黒)だったので新鮮な気分になる。
版をセットし、位置の微調整を済ませ、機械のセットもばっちり。
ヤレ通し(仮印刷)も一通り終わり、いざ、本刷りへ、と思ったときだった。
製品の封筒がまだ届いていない。
どうやら、昼過ぎにならないと届かないらしい_| ̄|○
・・・おいおい、せっかくここまでセットしたのに、午前中は何もできないのかよ!
昼休みを終え、紙の到着を待っている間、
ヤレ通しや各胴のクリーニングなどをしていた。そのとき。
新しい指示書が届けられた。
「この案内状、明日までの納期なので、お願いします。」
∑( ̄□ ̄;)明日?!
あなたならどうする(死死死
私はこう考えた。
紙がこないものを待っているより、
明日納期のものを片付けてしまったほうがいい、と。
でもそうすると、今まで綿密にセットしたものがすべて水の泡になってしまう…
そこへ専務がやってくる。
状況を説明する。
「ダメダメ、そしたらインクが全部無駄になるねが。
そっちは後回しにして、こっち先にやってしまって。」
・・・・・。
版をすでにはずしてしまっていた後の出来事_| ̄|○
また版の微調整からやり直しな上、明日納期のものが後回しになってしまう。
だが、今までセットしたのが水の泡になるよりは、そのほうがいいそうだ。
紙が届いたのは午後2時半。
・・・これを500枚刷り上げた上、案内状も230枚刷れと?!
・・・・・_| ̄|○
ワタクシ、ここにきてまだ10日も経ってませんが、何か(死
案の定、残業。
イライラが伝わったのか、先輩のSさんが手伝ってくれた、ありがたい…
おかげで6時すぎには片付けることができた。
封筒だけ。
・・・明日納期の案内状は、明日のうちに片付けようと思う…。
ていうか後から来ていきなり明日が納期とか言われても困るっちゅーの!!(´Д`;)
Sさんに聞くと、よくあることらしい_| ̄|○
ついでにゲームの話。
デビル3、ノーマルのベオウルフに苦戦しましたが、何か?(爆
あの誘導するビームよけられないっつーの!!ムキー!!(何
今使っている機械(ハマダ機という名前)は、
3つの胴(ドラムロール状の大きめな筒)で印刷されている。
それぞれ「版胴」「ブランケット胴」「圧胴」の3つ。
この3つの胴はぴったりとくっついていて、連動して動いている。
版胴には、版(印刷するための、B4くらいの特殊なシートのこと)をセットする。
この「版」の出っ張りの部分にインクが乗り、ブランケット胴へ転写される。
つまり判子と同じ原理。
ブランケット胴と圧胴の間を、紙(製品)が通って紙に印刷される、という仕組み。
正面から見た図。
-[ 給水ローラー ]-
-[ 版胴 ]-
-[_ブランケット胴__]-_この部分を、紙が通り印刷される。
-[ 圧胴 ]-↑奥の方向(Z軸方向)へ紙が通る。
「版胴」から「ブランケット胴」に一度転写(オフ)されて、
転写されたものを製品にさらに転写(セット)するため、
この印刷方式を「オフセット印刷」という。
版が適度に湿っていないと、印刷部以外にもインクが乗ってしまい、
ブランケット胴、圧胴が汚れることになり、必然的に製品が汚れる。
かといって湿り度が高すぎると、インクが薄くなったり、ムラが出たりする。
なので、版の湿り具合が非常に重要、かつ微妙だ。
印刷されるものによって、圧胴の加圧度を調節したり、
インクの量を調節したりして、ベストな状態を手探りで探していく。
これが難しい。
慣れるには半年ほどかかるそうだ。
・・・まだ10日も働いてない私では、できなくて当たり前だけど、
なんだか悔しいし、何より作業時間が長くなってしまう。
すべての調節が微妙なので、手探りに手探りで覚えていかなければならない。
製品にはそれぞれ納期が存在し、その日までに刷り上げなければならない。
と、こんな感じです。
*******************************
これを踏まえて今日の話。
今日の朝一、新しい製品の指示書がくる。
納期は9月5日、つまり来週の金曜日だ。
文字色は「群青66」、紙は「角2封筒100kg」。数量は500枚。
今までスミ(黒)だったので新鮮な気分になる。
版をセットし、位置の微調整を済ませ、機械のセットもばっちり。
ヤレ通し(仮印刷)も一通り終わり、いざ、本刷りへ、と思ったときだった。
製品の封筒がまだ届いていない。
どうやら、昼過ぎにならないと届かないらしい_| ̄|○
・・・おいおい、せっかくここまでセットしたのに、午前中は何もできないのかよ!
昼休みを終え、紙の到着を待っている間、
ヤレ通しや各胴のクリーニングなどをしていた。そのとき。
新しい指示書が届けられた。
「この案内状、明日までの納期なので、お願いします。」
∑( ̄□ ̄;)明日?!
あなたならどうする(死死死
私はこう考えた。
紙がこないものを待っているより、
明日納期のものを片付けてしまったほうがいい、と。
でもそうすると、今まで綿密にセットしたものがすべて水の泡になってしまう…
そこへ専務がやってくる。
状況を説明する。
「ダメダメ、そしたらインクが全部無駄になるねが。
そっちは後回しにして、こっち先にやってしまって。」
・・・・・。
版をすでにはずしてしまっていた後の出来事_| ̄|○
また版の微調整からやり直しな上、明日納期のものが後回しになってしまう。
だが、今までセットしたのが水の泡になるよりは、そのほうがいいそうだ。
紙が届いたのは午後2時半。
・・・これを500枚刷り上げた上、案内状も230枚刷れと?!
・・・・・_| ̄|○
ワタクシ、ここにきてまだ10日も経ってませんが、何か(死
案の定、残業。
イライラが伝わったのか、先輩のSさんが手伝ってくれた、ありがたい…
おかげで6時すぎには片付けることができた。
封筒だけ。
・・・明日納期の案内状は、明日のうちに片付けようと思う…。
ていうか後から来ていきなり明日が納期とか言われても困るっちゅーの!!(´Д`;)
Sさんに聞くと、よくあることらしい_| ̄|○
ついでにゲームの話。
デビル3、ノーマルのベオウルフに苦戦しましたが、何か?(爆
あの誘導するビームよけられないっつーの!!ムキー!!(何
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